2013年01月10日
危険な合成ホルモン!?
女性ホルモン(エストロゲン)は、
女性の一生でわずかティースプーン一杯分しか分泌されないってご存知でしたか
しかも20歳をピークにその分泌量は低下し、
平均50歳といわれる閉経を迎える頃にはほとんどなくなります
女性ホルモンの分泌が低下し始めると、
「のぼせ」「汗」「めまい」「頭痛」「肌や髪の乾燥」「落ち込み・イライラ」など
身体の不調から心の不調まで、様々な症状が引き起こされるようになります
その数なんと300種類とか!
そうです、「更年期障害」と言われるものです
悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか
さらに、女性ホルモンの低下は、「骨」にまで影響するのです
骨がスカスカになる「骨粗しょう症」
閉経後の女性に特に多くみられる症状です。
骨粗しょう症予防にと、カルシウムやコラーゲンの摂取を心がけている方もおられますが、
実はそれだけでは骨は強くならないのです
骨を建築物と例えると、
「カルシウム」「コラーゲン」= 材料(木材、コンクリート、鉄骨)
「女性ホルモン」= 大工
なのです
つまり、いくら材料ばかり増えても大工さんがいないと骨はできないのです
一度女性ホルモンがゼロになってしまってから、
復活させるのは至難の業です
ガクッと減り始める40歳前後から女性ホルモンを補充していくことが大切です
まずは、ご自分のホルモン量がどの程度あるかを検査し、
適した量を、塗り薬や内服で補っていかれることをおすすめします
以前患者様より、
女性ホルモンを増やすと乳がんなどの発生リスクが高くなるのではとのご質問がありました
実際、処方される合成ホルモンの物によっては、
癌の発生率が高まるものもあるとの研究報告があります。
ですので、アメリカでは、合成ホルモンの処方が禁じられたと聞きました。
がんの発症リスクを回避したい方は、
合成ホルモンではなく「ナチュラルホルモン(バイオアイデンティカルホルモン)」を摂取しています
ホルモン補充療法そのものができない方もいらっしゃいますので、まずはご相談ください
メリット、デメリットを考え、ご自身に適した方法で行っていきましょう
当院では、性ホルモンの他に、成長ホルモンや、
「ホルモンの母」といわれるDHEA-sなど数種類のホルモンを検査することができます
添加物を最低限に抑えた良質サプリメントの「大豆イソフラボン」もあります。
女性ホルモンを補ってくれる役割がありますよ。
ご希望の方は当院へお問い合わせください。
強度のある骨は、歯やインプラントを維持する上で、大変重要です
せっかくインプラントを入れても、
骨がもろくなって土台を失ってしまうと・・・
悲しい結果になってしまいます。
材料だけでなく、大工さんもたくさん増やして、
身体も元気、心も元気、骨も元気な生活を送りましょう!!
看護師 点滴ソムリエ日高
インペリオクリニック
0985-62-2238